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2026年10月

流行る前に備えよう! 秋からはじめるインフルエンザ対策

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毎年冬になると流行するインフルエンザ。「最近かかっていないから大丈夫」と思っていませんか? インフルエンザは、高齢者やこどもにとって重症化のリスクが高い感染症です。「かからない」だけでなく「うつさない」ための対策も大切です。流行に備えるために、秋からインフルエンザ対策をはじめましょう。

インフルエンザを正しく知ろう

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こる呼吸器感染症です。日本では例年12月~翌年3月頃にかけて流行しますが、流行が始まる時期や広がり方は、その年によって異なります。感染力が強く、職場や学校、家庭内で広がりやすいため、流行前からしっかりと対策することが大切です。

おもな症状

咳や鼻水、のどの痛みだけでなく、38℃以上の熱や倦怠感(けんたいかん)、関節痛などの全身に及ぶ症状もあらわれます。一般的な風邪の症状も含まれますが、風邪よりも急激に症状が出やすい点がインフルエンザの特徴です。

インフルエンザ風邪
おもな症状咳、鼻水、のどの痛み
関節痛、筋肉痛、頭痛、悪寒、
倦怠感 など
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、
のどの痛み など
発熱38℃以上の急な発熱微熱の場合が多い
症状のあらわれ方急激ゆるやか
検査方法あり(抗原検査など)なし(特殊検査はあり)

インフルエンザに注意が必要な人は?

合併症や持病の悪化を伴いやすい人が感染した場合、症状が重くなりやすいため、流行前からの対策が欠かせません。乳幼児や現在妊娠している人、高齢者は特に注意が必要です。
また、糖尿病や呼吸器疾患、心臓病などの持病のある人は、日頃から治療を継続し、病状を安定させておくことも、インフルエンザの発症や重症化の予防につながります。

予防接種は「秋」に受けよう!

予防接種はインフルエンザの発症を減らし、発症してしまった場合も重症化を防ぐ効果があります。ワクチンは接種してから十分な免疫がつくまでに約2週間かかり、効果は数か月持続するとされています。流行する前の10月~11月頃に接種しておきましょう。

お住まいの市町村では、65歳以上の高齢者※を対象に、インフルエンザ予防接種の助成が行われています。また、肺炎の発症や重症化を予防するために、肺炎球菌ワクチンの接種も検討しましょう。肺炎球菌ワクチンの定期接種は、65歳の人が対象です。
※60~64歳の人で心臓や腎臓、呼吸器、または免疫機能に重い障害(身体障害者手帳1級相当)がある人も対象となります。くわしくは、お住まいの市町村にお問い合わせください。

かからない・うつさないための予防法

インフルエンザは、感染した人の咳やくしゃみで飛び散った飛沫ひまつを吸い込んだり、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れたりすることで感染します。手洗いやマスク着用などのほか、生活環境や習慣を整えることも感染予防に役立ちます。

1.こまめに手を洗う
外出後や食事前は、石けんを使って丁寧に手を洗いましょう。 手洗いできないところでは、アルコール消毒を活用しましょう。

2.流行期は人混みを避ける
流行期は、混雑時の公共交通機関や繁華街を避けることも予防につながります。出かけるときは、マスクの着用や手洗いを忘れないようにしましょう。

3.室内の温度・湿度を管理する
空気が乾燥すると、ウイルスが広がりやすくなります。室内は適度な温度を保ち、湿度は加湿器などを使って50~60%を保ちましょう。

4.よい生活習慣を保つ
体の抵抗力を維持するためにも、十分な睡眠、バランスのよい食事、適度な運動などのよい生活習慣を保ちましょう。持病のある人は、日頃の治療をきちんと続けることも大切です。

できていますか? 咳エチケット

インフルエンザなどの感染症を周囲にうつさないためには、咳エチケットが欠かせません。基本的な咳エチケットができているか、チェックしましょう!

☑熱や咳、くしゃみなどの症状があるときは、マスクをつける
☑マスクをつけていないときに、咳やくしゃみをするときは、ティッシュなどで鼻と口を押さえ、周囲の人から顔をそむける
☑鼻水や痰などを含んだティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てる

インフルエンザにかかってしまったときは

発症から48時間以内の治療を

インフルエンザの治療薬(抗インフルエンザウイルス薬)は、発症後48時間以内に使うと効果が高いとされています。高熱や強い全身症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。

自宅療養中の家庭内感染を防ごう

インフルエンザで自宅療養するときは、家庭内の感染に注意が必要です。基本的な感染対策に加えて、以下の感染予防を行いましょう。

  • なるべく他の家族と部屋を分けて療養する
  • 感染者も家族もマスクをつけて過ごす
  • 室内の加湿と換気をしっかり行う
  • 看病後の手洗いや共有物を消毒する

参考
・厚生労働省:インフルエンザ(総合ページ)
・WHO:Deafness and hearing loss: Safe listening
・政府広報オンライン:インフルエンザの感染を防ぐポイント「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」
・東京法規出版:インフルエンザ その予防と対策

次回のテーマは「心おきなく食事を楽しむために 知っておきたい“食物アレルギー”」を予定しています

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