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2018年4月のトピックス おすすめします! がん検診

写真日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっています。がんを早期に発見するには、なによりもがん検診が欠かせません。がんを早期に発見できれば適切な治療が受けられます。大切な命を守るがん検診について知り、必ず受けましょう。

■ がんにならない方法はある?

がん細胞をつくる最大の原因はたばこです。また受動喫煙も、がんのリスクです。たばこの他には、野菜と果物を食べ、減塩、節酒、運動を心がけ、あまり太らないように気をつけましょう。しかし、健康的な生活を送っていても、がんになる可能性はあります。

最近の研究によると、がん細胞は健康な人の体でも1日に5,000個もできていて、免疫細胞がそのつど退治しています。しかし、免疫による監視にも見逃しがあり、生き残ったがん細胞が、がんに成長していきます。

また、がんは老化の一種でもあります。長い年月をかけてDNAにキズが蓄積していった結果、がん細胞が発生します。

このように、どんなに気をつけても、完全に予防できないのが、がんという病気の本質です。2人に1人が、がんになる現実を見つめ、自分もがんになると考えることが大切です。

■ がん検診で発見して、完治させよう

例えば、進行した胃がんでは、半数近くの人が命を落としますが、早期に発見すれば100%完治します。しかし、早期のがんでは症状がないことが普通のため、“早期にがんを発見する”のが検診の役割です。

がん検診はお住まいの自治体が実施しています。対象は「胃がん」「肺がん」「大腸がん」「乳がん」「子宮頸がん」の5つです。健康そうに見える人に対して、「がんがありそう(異常あり)」「がんがなさそう(異常なし)」を判定し、「ありそう」とされる人を精密検査で診断してがんを発見するために実施されます。

○がん検診の流れ

参照:国立がん研究センターがん情報サービス

■ 5つのがん:検診の対象者・受診間隔・検査方法

胃がん 対象者/ 受診間隔 50歳以上/2年に1回
検査方法 ・胃部エックス線検査
(当分の間40歳以上/1年に1回実施可)
・胃内視鏡検査
肺がん 対象者/受診間隔 40歳以上/1年に1回
検査方法 ・胸部エックス線検査
・喀痰細胞診
大腸がん 対象者/受診間隔 40歳以上/1年に1回
検査方法 ・便潜血検査
乳がん 対象者/受診間隔 40歳以上/2年に1回
検査方法 ・マンモグラフィ
子宮頸がん 対象者/受診間隔 20歳以上/2年に1回
検査方法 ・細胞診
・内診

※対象年齢や実施時期、場所、費用負担は各自治体によって異なります。実施の詳細は、お住まいの自治体にお問い合わせください。

これらの検診は、国により有効性が認められたものが選ばれています。「受けなければ損!」対象年齢を超えたら、積極的に、そして定期的に受けましょう。

 
 
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